【看護師を目指していない人も読んでみて!】私が看護師を目指した理由

こんにちは、miyoRiです!

私は現在、総合病院で看護師として働いています。
中学生の時から、将来は医療関係の仕事に就きたいなと漠然と考えていました。

今回は、私が看護師を目指したきっかけや理由をお話ししていきたいと思います。

看護師を目指そうと思っている方はもちろん、将来の進路に悩んでいる方や、将来どのような仕事に就きたいかまだ決まっていない方に向けて、この記事が1つの参考になれば幸いです☺︎

【1】中学校時代の話(私が医療職に興味を持ったきっかけ)

私が看護師を目指した理由、そもそも医療職に興味をもったきっかけは、中学校時代に遡ります。

私の通っていた中学校では卒業文集というものがありました。(皆さんの通っていた中学校にもありましたか?)
当時の卒業文集のテーマは「将来の夢」。

その時、私は初めて自分の将来について真剣に考えました。
(卒業文集として形に残るので、変なことは書けない!と中学生ながらにプレッシャーを感じました笑)

当時は、歌が好きで宇多田ヒカルさんに憧れていたので「歌手になりたい!」と思ったり、ミステリー小説が好きだったので「捜査一課に所属する刑事になりたい!」、子供が好きだから「保育士になりたい!」などたくさんのやりたいことがありました。

しかし、現実的に考えると、これらの職業はただの憧れであって、本当に自分のやりたいこととは何かかけ離れているような気がしました。
(仮に捜査一課の刑事になれたとしても、実際の殺人現場を見たら卒倒しそうだし!笑)

「自分は本当は何がしたいんだろう?」と中学生ながら考えたところ、「研究や実験によって疑問が解決すること」特に、“人体の不思議”や“医学”の分野にワクワクすることが分かりました。(当時、クリームシチューさんがMCを務める日テレのテレビ番組「世界一受けたい授業」が大好きでした。)

その結果、将来は「医療系のことを学びたい!」と強く思うようになりました。

これが、私が医療職に興味を持った理由になります。

【2】私が“看護師”を目指そうと思った理由

医療職と言っても、医師や薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士、など様々な職種があります。

その中で、私が看護師に興味を持った理由は、看護師が患者さんの側に一番近い存在だと思ったからです。
中学生の時の私は、看護師は「医療職ではあるものの、何となく親しみやすいイメージ」があり、病気で治療やリハビリを行う患者さんを、看護師は肉体的にも精神的にも一番側で支えられる医療職だと思っていました。

私は、将来働くにあたり「人の役に立つ仕事をしたい」という漠然とした思いが当時からあり、その思いも相まって、看護師という職業に興味を持ち始めました。
(それに、母から「手に職をつけなさい!」と常日頃から言われていた影響も大きいと思います笑)

と、ここまで何だか良い子のお手本みたいな理由をつらつらと並べていますが、母の影響もあり、看護師の資格を持つことで、人生何かあっても食いっぱぐれることはないなという考えがありました。
看護師という仕事は、対人の仕事であり、将来AIに仕事を取られる可能性も低いと当時は思っていました。

医療分野に興味があったこと」「人の役に立つ仕事をしたいと思ったこと」「それが看護師だと当時中学生の私は考えたこと」「看護師の資格は将来的に見ても強いこと」、これが私が“看護師”という道を目指そうと思った理由になります。

【3】看護系大学に入学してみて

看護師になるためには5年制の看護師養成課程高を卒業、又は3年制の専門学校もしくは短期大学、4年制の大学を卒業し国家試験に合格する必要があります。

看護師になるために最短のコースは5年制の看護師養成課程高を卒業し国家試験に合格することですが、看護師という職業を調べている課程で、私の最終目標は「看護師になること」ではないと気が付きました。

先述した通り、私は、「研究や実験によって疑問が解決すること」が好きであり、私が興味を持ったのは「看護学」という1つの学問でした。

日本看護科学学会において、看護学は以下のように定義されています。

看護学は、主として人間環境・健康・看護をパラダイムとして、個人、家族地域社会に生起する健康にまつわる事象を概念化し、科学的な根拠に則って説明するとともに、判断と推論を用いて実践を説明する知識体系である。
また、看護学は人文科学・社会科学・自然科学といった基礎科学に対置する、応用科学、いわゆる実学として位置づけられ、基礎科学の多彩な学問分野を学際的に応用することによって、すべての健康段階にある人間について包括的な理解を得ようとするものである。

看護学 | 公益社団法人日本看護科学学会
看護学術用語に関するWikiページです。こちらのページで看護学術用語を検索いただけます。

難しいことが色々と書かれているわけですが、私は、患者さんに医療を展開する看護技術だけを学ぶのではなく、看護の本質などを学術的に学ぶことのできる学校に進学したいと考えました。

そして、進学した学校では「看護学」という1つの学問を学びつつ、看護師・保健師の資格を取得することができました。

晴れて現在、看護師として病院で働いています。
(先述した通り、看護師として働くことが私のゴールではないので、今後の展望についてはまた今度記事を書こうと思います☺︎)

【4】将来の進路や仕事を決める上で私が大切にしているポイント

ここまで記事を読んでくださった方は、どのような感想を抱きましたか?

私は、自分で記事を書いておいて何ですが、看護師を目指すにあたり何か特別なきっかけや出来事があったわけではないと思っています。

その中でも、私が将来の進路ややりたい仕事を決める上で大切にしたポイントがいくつかあるため、最後に紹介させていただきたいと思います。

①「悩んだ時は、ワクワクする方を選ぶこと」

人生は選択の連続と言われています。
そんな時、私は頭の中に浮かべている言葉があります。

それは「悩んだ時は、ワクワクする方を選ぶこと」です。

少し困難に見えることも、自分がワクワクするならそちらを選ぶようにしています。

実は私は血を見ることが大の苦手だったのですが、それよりも「看護学を学びたい」という思いの方が強く、ワクワクしたため、看護師の道を選びました。
(実際、今は血を見ても特に何も思わなくなったので、人間って慣れるんだな〜と思います)

皆さんも、自分の正直な気持ちに嘘をつかず、自分が楽しいと思うこと、ワクワクすることを選んでみてください。

②「自分が本当に好きなこと・興味があることを見つけること」

自分が本当に好きなことや興味があること、皆さんはスッと言葉に出てくるでしょうか?
「それが分からないから困っているんだよ!」という声が聞こえてきそうですが、そんな方はぜひこちらの本を読み、本の中のワークを行ってみてください。

八木仁平さん著の【世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方】です。

自分の価値観や得意なこと、好きなことを本の中のワークを行いながら見つけることができます。
自分の内面と深く向き合うことになるため、私はこの本を読み終えるまで(ワークを終えるまで)1週間かかりました。

時間はかかりますが、「この仕事は自分に向いているのか?」「自分って本当は何に興味があるんだろう?」など悩んでいる人には、間違いなく手助けとなる一冊です。

自分が好きなこと、興味があることをやっている人はキラキラしているし、人生楽しそうに見えますよね。

③「“誰かの役に立つ”仕事を選ぶこと」

最後は、「誰かの役に立つ仕事を選ぶこと」です。

私の祖父は、仕事は「三方よし」が大切だと教えてくれました。

「三方よし」とは「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三つの利益を同時に追求するビジネス哲学を指します。
↓「三方よし」についてもっと知りたい方は下記のURLからご参照ください。
https://100years-company.jp/column/article-060391/#:~:text=%E3%80%8C%E4%B8%89%E6%96%B9%E3%82%88%E3%81%97%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

私は、ただお金を稼ぐことだけが仕事の本当の目的ではないと考えています。

看護師は、患者さんを肉体的にも精神的にも支えることのできる専門職であり、「患者さんの役に立つ」ことができる仕事です。

実際の現場でも、患者さんから沢山の「ありがとう」をもらうことができ、それが看護師をやっていて良かったな〜と思う瞬間です。

皆さんも、誰かの役に立つ仕事、誰かの「ありがとう」を聞ける仕事を探してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事が、皆さんの進路や将来を決める1つの手がかりとなることができていたら嬉しいです。

それでは、またね〜☺︎

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